モンゴルで強くなるブログ

モンゴルに留学中の女子です。日に日に強くなっていく私をご覧ください。

北のレストラン


こんにちは!

昨日、ウランバートル在住の日本人の子供たちに日本語を教える「こどもにほんごクラブ」ということをやってきました!2週間に一度あって、5歳、6歳の子がほとんどで15人くらい子供たちがいるのですがその子達に日本語で日本地図や日本の季節についてなど様々なことを教えます

すぐにどっかいっちゃったり授業が面白くなくてそっぽ向いたり、割と色々大変なんですが、かわいい〜子供たちに「先生!」って呼ばれるのは悪くないです。癒し!あと日本語喋れない子もいる、なかなかむずかしい

世界中で一番わたしに会ってない職業は先生だと思うので貴重な体験をさせてもらっております

それからヨーチンのレッスンと、ジムと、宿題をやってたら土日が終わってしまいました
あゝ〜もう10月よ


さて、今日はウランバートルに4軒ほどあるという北朝鮮レストランのお話


こんなに北のことばかり書いて当局に追放されないかしら?でも大丈夫、国については言及しておりませんので!

先生が授業中に、「北朝鮮レストランのキムチは韓国のキムチとは違って美味しいわよ!ウランバートルに何軒かあるけど本当にオススメなんだから!」
と言っていたのを聞き、興味津々

放課後、ウランバートルで一番大きいらしい北朝鮮レストランに行くことに決め、店の名前もわからないまま友人たちと出陣



まあ、わかんないよね!!!

道行く人(たぶん7人くらいに聞いた)に北朝鮮レストランがここら辺にあるって聞いたんですが知ってますか?っていっても、知らねーなぁ〜って言われ続ける始末
友人が奥の手を使い、電話で先生に連絡する
すると先生、レストランの名前を知っていた!レストランの名前は…

ピョンヤン



あっ…



ハイ。^^



もう名前さえわかればグーグル先生に聞くだけ!検索してみると、どうやらビルの中に入っているみたい…?
そりゃわからねーわ

裏通りを進み、奥まったところにビルが。ビルの壁に、ハングル文字だけで『ピョンヤン』と書いてあるのを発見!!
わたしはハングル読めません!友人がハングル読める子でよかった!!

レストランは4階にあるらしく、ずんずん進んでいく。エレベーターに乗り、扉が開くと…

美しいお姉さんたちが私たちを出迎えてくれたではないか!!!


北朝鮮のお姉さんたちだ!!!



ああ!か、かわいい
北朝鮮の兄貴の彼女もこんな風に美人なのかな。ううう。わたしに勝ち目はないのか…ぐすん 腹筋割ろ…

さて


さえんばいのー、とモンゴル語で挨拶され、その次にどうやら朝鮮語でなにかべらべら言われる

わたしたちが韓国人だと思ったんだろうか?
定かではないけど、わたしのクラスメイトの韓国の男の子が、ここのレストランは韓国人だけだと入れないらしいと言っていたよ……

朝鮮語話されて目が点になっているわたしたちに、こいつら敵じゃないみたいやな、という感じの表情で、「ヤポーン?(日本?)」ときかれる

ヤポーンです!と答えると笑顔になり、奥へ案内された
どうやら日本人はセーフのようだ
政治的には色々あるけどな

席に案内され、(めっちゃ豪華)メニューを説明してくれる。ていねいに。メニューを選んでいるときもお姉さんはずっと私のそばにいて、ずっと見ている…ずっと…

見られながらわたしたちは、お姉さんがオススメしていたプルコギと、先生がオススメしていたキムチと、チジミと白米を頼んだ!白米にキムチは最高だぜ


お店の内装の写真を撮ろうとしたその時…


お姉さん「このレストランは写真はダメです」



あっ…


ですよね^^

ってなってカメラをしまったんだけど、今思うとなぜですか?ってどうして聞かなかったんだわたし

最初に運ばれてきたのは北朝鮮の国民的料理。白い小さな甘い蒸しパンみたいなものと、きゅうり?の味噌煮みたいなやつ
あれはきゅうりだったのか定かではない
今まで食べたことない料理でなんとも形容しがたいけど、おいしかったですよ!はい!

次に頼んでいたキムチ!!!


本当にこのキムチ、韓国料理屋で食べるキムチと違う
辛さが控えめで、なんというかすっぱさが強い?舌がすっぱさでヒリヒリするんだけど、なぜかわからないけど永遠に食べられそうな味

ま、魔法でもかかってんだろうか…

次に来たのはプルコギ!!
熱い石の上に乗っかった暑い豚肉に、スパイシーなソースをつけて食べます。おいひい!!!
豪華な肉!!わりとモンゴルに来て食べた中でおいしかった肉ベストスリーに入るくらいです

白米も運ばれてきて、肉うめえ肉うめえ!ご飯うめえ!(この白米、モンゴルに来て食べた米の中で一番うまかった)と食べていたら満腹になり、はーおいしかった〜とにこにこしていると…


お姉さんがもう一皿、テーブルに持ってくるでありませんか


あっ…

チヂミ頼んだの忘れてたけど…
これ…


チヂミじゃない



そう、私たちの目の前に置かれたのはチヂミではなく、お好み焼きだったのである


え?


なんで?

チヂミ頼んだよな?

ふかふかの生地に、タコもいいかもキャベツも入ってて、お好み焼きソースがたんまりかかってて、マヨネーズと、まさかの鰹節までかかっている


え?これ突っ込むべき?これはお姉さんに突っ込むべきなのだろうか?

お好み焼きやないかーい!!って言うべきなのか、はたまたレストランのシェフが囚われの日本人で、わたしたちにメッセージとしてお好み焼きを作り送ってきたのだろうか

色々考えたけど、目の前のお好み焼きがクソうまそうだったので、何にも突っ込むことなくペロリと平らげてしまいました。



おいしかった。



でもチヂミ頼んだんだけどな!!!!



からのお皿を見て、お姉さんが

「この料理、あなたたちに合ったでしょ?」


って言ってきました


う、うーん、、、合ったけどー!合ったけどー!わたしが頼んだのはチヂミなんですけどー!

これは、インド人が日本のカレーを食べたくて来日して日本のカレーを注文したのに、本場さながらのインドカレーが出てきて、「お前に合っただろ?」って言われるのと同じですから


なんだかカオスでした。
ビップルームとかあったし、夜はライブも行われるみたいで、夜に行くとまた雰囲気が禍々しくていいと言われたので、今度また来たいです。
北朝鮮の兄貴と行きたいなぁ…

11月7日(社会主義国家にとって大事な、レーニンの革命の日)にこのレストランに行ったら、重役がいっぱいいそうでやばそうだ

さて、レストランではない大衆食堂のような安価な北朝鮮のご飯屋さんもあるそうなので、わたしはウランバートルのすべての北朝鮮のご飯屋さんを制覇する女になろうとおもいます

まさか、モンゴルに来てこんなにも北朝鮮に触れられるとは思ってなかったよね


今日の記事は写真がなくて面白くないので、もはやモンゴルではないんじゃないかレベルの、フランスのパティスリーのケーキを食べてきたので載せます!!



ちょこばななたると!!!


めっっっちゃおいしかった。コーヒーも。ここはもはやベルギーなんじゃないか?とか思った
あとこのパティスリー、マジでモンゴル語が聞こえない。わたしも英語で接客されたし、お客さんもみんな洋物の方…
ベルギーだったんだな、ここは


ベルギー行ったことないけど







おまけ。夜のスフバートル広場。と、相棒のまゆかちゃん。







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