淡い話
こんにちは!
昨日から体調が悪くずっと下しています
やっと2週間目にしてモンゴルの洗礼を受けています…ビオフェルミン効け…
もう、今日は散々でした
昨日寮の外国人パーティーがあり、外国人パーティーなのに外国人はほんの少しの韓国人と日本人しかこず、あとは屈強な内モンゴルの男たちと女の子
ずーーーーーっと飲んでいて、日付が変わって少し経った頃、楽しかったけども終わりが見えないので退散
宴会の声は三時くらいまで続いていました…
そして事件は起こる…
三時半ごろ、なんだかドアがバタンと開く音で目がさめる…音が近い…なんだ…?
バタバタ足音が響き渡り、次の瞬間
断末魔の叫びのような嗚咽が!!!!
音が近い!!世界の終わりのような音がする!!怖い!!まさか…わたしの部屋のトイレか…!?
わたしの部屋はみんな女の子が住んでいるというのにもかかわらず鍵がかからず、クソみたいなドアのため外からの侵入者は入ってこれてしまう セキュリティしっかりしろ!
どうやらこの悪魔の音は男の声だ…ペッペッという汚い音とともに怪しい水音が…もう怖すぎる…はやく出てってくれ…物音をすると殺されそうな勢い…
そこからよく眠れず、1時間くらい嗚咽は続いていたように思う…
翌朝、ルームメイトが起きた頃にわたしも嫌な予感がしつつ起きると、まあ大惨事!!!!!
私たちのキレイだったトイレは見る影もなく!!!!一面に闇が広がっていました…
怒り狂った私たちはガードマンに身振り手振りと語彙のないモンゴル語で説明し、掃除のおばちゃんが出勤じゃないためなんとか軽く掃除はしてくれたものの、あとからアルコールで自分たちで除菌したのでした…
もう最悪で、下痢で腹も痛いからトイレに行きたいのに、マナーが最底辺で、人の部屋に勝手に入ってトイレを借りたあげく様々なものを汚して掃除もせずにそのままで帰るとは、マナーも発展途上だなんて悠長なこと言ってられないと思いました
さて、汚い話は置いておいて…
2年前に内モンゴルに訪れた時に、とっても仲良くなった遊牧民がお別れの時に手紙をくれたことがありました
わたしもその人がとても好きだったし、優しくしてくれて、よくなついていた思い出があります……
モンゴル語を習い始めてから3カ月くらいだったので今よりも話せなかったのに、不思議なもので結構仲良くなっていました
その時の手紙は引っ越しとともにどこかへ行ってしまったんだけど、友達がその手紙の画像を持っていて、それを昨日の宴会で内モンゴル人に読んでもらったらしい
見ての通り伝統的なモンゴル文字、縦文字…わたしはキリル文字表記のモンゴル語しか読めないのでいつかわかる時が来るだろうと、なんとなく他の人に読んでもらうのも恥ずかしかったので内容は分からないままにしてたわけです
そしてわたしの忘れた頃に、その手紙の内容を友人が教えてくれ、今日わかりました………
始めの一行と最後の一行、
Би чамд хайртай
意味は、I LOVE YOU
えええええええええ
ラブレターやったんかーーーい!!!!!
モンゴル文字が読めないばかりにワンチャン逃してたんかーーーーい!!!!!
なんだかとても懐かしい気持ちになるとともに、ああ、せつねええええ!ってなりました
もしこの留学を終えてモンゴル語がしっかり話せるようになったら、その人にもう一度会いたいけど、これは思い出として、そのまま終わらせておいたほうが、趣がある気もします
遊牧民との淡いお話でした
馬もすっごく上手に乗りこなすし、優しいし、モンゴル相撲も強いし、かっこよかったんだよ!その人からつけてもらったモンゴル名はまだ名乗り続けています
ちなみに私のモンゴル名はСарнай(さるなえ)、意味は薔薇
………薔薇なんて名付けられて、こんな手紙までもらってたのかよ!!くそー!!いい思い出をありがとうだぜ!!!