モンゴル最大の祭典
こんにちは!今日は7月11日ですね!!ついにやってきました、革命記念日!!てってれー!!
革命記念日におこなわれるモンゴル最大のお祭りを、イフ・ナーダム(Их Наадам)と言います。
革命記念日?なんぞや?と思うでしょう…革命記念日と言えばフランスが有名ですね。バスティーユ牢獄襲撃を記念しておこなわれるパリ祭…おしゃれでイカす…7月14日なのであと三日ですね。いつか行ってみたいぜ。
世界史オタクのわたしにとって高校の時ガッツリはまっていたのがフランス革命で、市立図書館中のフランス革命関連の本を借りては予備校で読み漁るというなんともきもちわるいおたくでした!荒んでいた受験期はああいう革命に憧れてたまらなかったので、ロベスピエールが大好きでした…えへへ
佐藤賢一さんのフランス革命本の一巻!全巻おもしろいんですけど、一巻はミラボーの陰に隠れている力のないロベスピエールがよかったです。人間、成長できるんだなあ…そうおもいました。ミラボーのキャラクターがめちゃくちゃ好きなので、彼の出身のプロヴァンスにいつか行きたいんだな~~~!
あとはこれがおすすめです。一見王政が廃止されたことで終わるフランス革命と思いがちですが、共和政に移行してもなお革命は続いていた、ということです。大量虐殺を生んだヴァンデ戦争。世界史でも触れるか触れないかのライン… 革命の運命に翻弄される若者の姿が泣けます…
気を抜いたらモンゴルから話がそれてて笑いました。話したりないよフランス革命
そんなこんなで革命記念日の話に戻しますが、モンゴルの革命記念日は1921年7月11日。ボグドハーン政権が建ち、中国からモンゴルが実質的に独立した日です。
それをお祝いして、モンゴル国ではエリーン(эрийн)・ゴルワン(гурван)・ナーダム(наадам)というお祭りを三日間に渡って開催します。
エリーン(эрийн)は「男の」、ゴルワン(гурван)は「3つの」、ナーダム(наадам)は「お祭り」。つまり漢祭り!!3つというのは競技の数で、競馬、相撲、弓の種目があります。競馬は子供たちが、相撲は屈強な漢たちが、(おんにゃのこは参加できないんだぞ♡)、弓矢は性別に関係なく参加できます。まさに民族の文化と強さを競う祭り。アツいぜ…!!!強い男大好き!
一昨年、内モンゴルで遊牧民同士が相撲を取り合ってる姿を乙女のような顔で見つめていたのが懐かしいです…かっこよかったお…
ま、わたしも相撲取らされたんだけどね
イフ・ナーダムはまだ見たことがないんです…来年見れるかなぁ。なんとか学生ビザを延長したいところだな…
去年ダンシグ・ナーダム(Даншиг Наадам)を見てきました。開会式だけですが!その時の写真を貼っておきます。これでもみてナーダム気分を味わいましょう!
ああ…馬との戯れ…ハァ…